スーパーファミコンの電源ランプのLEDを交換する

スーパーファミコンの電源ランプの発光ダイオードを交換してみました!
ミドリ色にするとこんな感じになります。

交換作業のため用意するもの

  • スーパーファミコン
  • 特殊ドライバー DTC-27
  • 交換用LED
  • 交換用LEDに合わせた電流制限抵抗(電源は5Vで計算してください)
  • ハンダ吸い取り線、ハンダ吸い取り器
  • ニッパー
  • ハンダごて、ハンダ

元々の赤いLEDとセットの電流制限抵抗は160オームのものがついています。抵抗が合う場合は抵抗の交換を省略できます。

それでは手順の説明……

エンジニア 特殊ネジ用ドライバー ラインヘッドネジ用 DTC-27

エンジニア 特殊ネジ用ドライバー ラインヘッドネジ用 DTC-27

エンジニア ハンダ吸取器 SS-02

エンジニア ハンダ吸取器 SS-02

特殊ネジを外して、スーパーファミコンの筐体を開けます。この状態で電源をいれて、テスター等で元のLEDの極性を確認しておきましょう。

コントローラ端子が別ユニットになっているのでフラットケーブルを抜いて、本体から外してしまって作業しましょう。LEDは基板とプラスチック部品の間にあります。プラスチック部品は外すのが難しいため、このまま加工することを考えます。

ハンダ吸い取り線やハンダ吸い取り器などを使って、ハンダを除去します。LEDの足の基板パターン面に飛び出ている部分を切り詰めます。

きちんとハンダが除去でき、パターンとと部品の足が離れてプラプラしていることが確認できたら、抵抗とLEDを外します。LEDは強く上方向に引っ張って抜き取ります。基板のパターンをいためないように気を付けましょう。

交換するLEDはプラスチック部品と基板の間に再び収めるのが難しいため、パターン面に取り付けます。うまくプラスチック部品の空間に収まりつつ、元の穴に先が刺さるように、LEDの足を成型します。LEDの極性を間違えないようにしましょう。

基板に乗せて問題ないようであればはんだ付けします。

部品取り付けが終わったら、再びフラットケーブルを接続して電源を入れてみましょう。良い感じに光ったら筐体をとじてネジを締めて完成です!

(完成図再び)

超高輝度LEDに10mAほど流す感じで作成したら、明るすぎる感じになってしまいましたねーまーいっかー