iPadのRetina液晶パネル(2枚)をPCに接続しましたー

はじめに

最近話題になっていた、iPad3のRetina液晶をPCにDisplayPortで接続するという mat2ukenさん@どこか遠くでのんびり怠惰に暮らしたいの記事、約1万円で10インチのRetina(2048x1536)なサブディスプレイを手に入れるの内容を試してみましたー。
今回はなんとなく2枚買って同時接続してみました!

うちのPCの構成と接続方法

Windows7のデスクトップPCに、ビデオカード玄人志向のRH7770-E1GHDを積んでいます。出力ポートはDVI、HDMI、miniDP×2です。miniDP×2が空いていたので今回はここに繋ぎます。

買ったもの

mat2ukenさんの記事を忠実になぞりました。電源以外は各2点ずつ購入。

  • LP097QX1…ヤフオクで購入。深センからSF EXPRESS発送で4日くらいで到着。なんか微妙に違う仕様の2枚がきましたwが、両方同じように使えてます。
  • AbuseMarkさんの変換基板 2048x1536 LCD to DisplayPort Adapter [DPADAPTER] - 3,500JPY : abusemark web store
  • miniDP-DPケーブル…適度な長さでちゃんとしたメーカーのは!?と探してちょっと奮発してLenoboのケーブルを購入。
  • USB A-miniBケーブル…電源供給・ファームアップデート用。普通の品を用意しました。
  • 電源…USBケーブルで電源供給だーということでANKERのUSB電源を購入。

変換基板のファームアップデート

AbuseMarkさんの案内どおりにやればダイジョブでした。

接続

合うコネクタをビシバシつなげば完了です。

トラブル(解決済

バックライト不安定

接続時に、液晶のバックライトがビカビカ点滅することがありましたが、新しいファームの操作に従って輝度を調整したら大丈夫になりました。

miniDPコネクタ干渉

ビデオカードの隣り合うminiDPの間隔がせまく、ケーブルのminiDPコネクタ部がとなりどうし干渉したので、カッターで樹脂部分を削いで細くしました。

ということで…

バッチリ映りましたー!平たく置いて試している図。


↑がディスプレイの設定画面。1,2が9.7インチRetinaディスプレイ、3が23インチフルHD、4が20インチUXGAです。解像度設定をディスプレイごとに変えられないため、ピクセル数で想定した大きさで並んでしまいます。
さくさくつなぐだけで、圧倒的なピクセル数のRetinaディスプレイが2枚追加でき、クアッドディスプレイ状態がつくれたので楽しかったです。

課題

  • Retinaディスプレイ何につかうん?と聞かれてもとくにアイデアもなくしょぼん〜という感じです。
  • 電源はUSB経由ではなく基板の電源供給端子から入れるようにしたいです。(AbuseMarkさんのドキュメント参照)
  • こんかいのテストは平置きで行いましたがなにかケースをつくりたいです。
    • パネル固定はネジ止めで吊るようにするのが安定しそうですが、精度良いフレーム構造をつくるのが大変そう。
    • ケーブル抜き差しのことを考えると基板もきっちり固定したい。
    • 表面のパネルはディスプレイの低反射フィルターなどが手当てできたらよさそう。
  • LenoboケーブルはDPコネクタにロゴ等が入っていて、液晶接続時に前面側に見えてしまいしょぼん〜
    • 配線が横に飛び出ないようにしたい。ケース内にスペースをとってフラットケーブル部分で捌いて引っ込める?

以上〜

40wモデルも出てました。いいね〜↓